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こだわり Concept

ふぐ物語

“ふぐ”についてご存知ですか?
豆知識を取りいれてお食事されても楽しいかも

ふぐの歴史

ふぐの歴史は古く、食べ始められたのは、縄文時代と言われています。
縄文時代の貝塚から、ふぐを食べている形跡が残っているのが見つかり、貝塚の中には色々な魚や貝の骨が発見されてその中にふぐも入っていたそうです。平安時代には書物の中にも、ふぐの名前が記載されています。豊臣秀吉が朝鮮半島へ出兵の際に、送り込むべく待機していた兵士達が、次々に死んでゆくという事例がありました。
原因を調べてみると皆、ふぐを食していたようで、この時にふぐ食の禁止令が発令されたようです。

そして時は流れて明治時代。初代総理大臣であった伊藤博文が、山口県に立ち寄った際の出来事。荒天のため漁ができず、提供できる魚がなかったため、やむなく伊藤博文にふぐを提供したところ、その味に大変感動した伊藤がふぐ食の解禁を行ったという歴史があります。

昭和には「食品衛生法」が制定され、ふぐ処理師免許などの資格も必要になりました。なお、この免許試験は各都道府県が個別に定めており、特段の定めのない限り当該都道府県内のみでしか通用しないのです。

ふぐの特徴

一口にふぐと言っても、色々な種類のふぐもいますが、おおまかな特徴をご紹介します。

◆ 体の特徴
一般的に言われる「ふぐ」の体は円筒形で、普通の魚にある腹ビレがありません。
体表にトゲのある種類と持たない種類の2種類がいます。
※フグ目(10科340種類)には多くの種類が存在するので腹ビレを持つものもいます

◆ 口や歯の特徴
口はとても小さいのですが、上下に各2枚の硬い歯がくちばし状にあります。あごもとても強いので海老や蟹・小魚など色々なものを食べる肉食です。また噛む力が非常に強いため、釣りの際に釣り糸を噛み切ったり、釣り上げたときに指を食いちぎるほどの頑丈なあごと歯を持っています。

ふぐの種類

トラフグ※当店使用

体長70㎝程度。大型で1番の高級魚とされている種類。体には小さなトゲがある。肉や皮・精巣(白子)は無毒だが、肝臓や卵巣は猛毒。

マフグ

体長50㎝程度。体にトゲはない種類。トラフグよりも毒性が強く皮膚にも毒がある。トラフグの代用として料理や干物など幅広く活躍する。

シロサバフグ

体長25㎝程度。金や銀の光沢を持ったフグ。シロサバフグは無毒のフグだが、クロサバフグ(体全体が黒い)は毒性が強いので注意。

ヒガンフグ

体長30㎝程度。春・彼岸の時期に産卵期を迎える。精巣は弱毒、皮膚と腸は強毒、肝臓と卵巣は猛毒。筋肉は無毒とされるが地域により毒性あり。

アカメフグ

体長30㎝程度。茶褐色で人の白目にあたる部分が赤い。卵巣・肝臓、および皮膚は強毒、筋肉と精巣は無毒。熱帯魚としても飼育される。

シマフグ

体長60㎝程度。体側から尾ひれにかけて白線が走り、ヒレが黄色いフグ。卵巣・肝臓は強毒。腸は弱毒。筋肉・皮膚・精巣は無毒。

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